インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

UIの勉強するつもりで手に取ったら、途中から心理学の雑学の本になって
「????」とか思いながら読んだけど面白かった。
面白いと思ったことを書きます。

男性の色盲は9%もいる

IE6より多いんじゃないでしょうか。
多くは緑色と赤の区別がつきにくいそうで、この2色だけで差異を表現しないで、
太線とか、フォントとか、別の要素で区別がつくようにした方がよいとのこと。

読みにくいフォントで書かれた指示だと難しそうに見える。

たとえばウェブサイトからの指示が「ぶら下がってるバナナを取れ」だとして、
楷書体みたいな読みにくいフォントとMSゴシックのような慣れたフォントだと、
楷書体で書かれた「バナナをとれ」のほうが「難しそう」と思いやすいらしい。

マルチカラムのが読みやすいのかどうかよくわからん

人間はマルチカラムの方が読みやすいと感じる。
実際には1行が横に長い方が読むのは早く、正確になる。
しかし、ユーザーアンケート結果は常に「マルチカラムの方が読みやすい」となる。
ユーザの気持ちを尊重するならマルチカラムにする方が良い。

この辺りまでは、まあエブケー(Web系)の人なら「ああ、そうなの、なんかで役に立つかも」と思えるけど、ネタ切れなのかわざとなのか、この後だんだんユーザインターフェースと関係なくなっていく。


長いので続きは分割