インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
- 作者: Susan Weinschenk,武舎広幸,武舎るみ,阿部和也
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/07/14
- メディア: 大型本
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「????」とか思いながら読んだけど面白かった。
面白いと思ったことを書きます。
男性の色盲は9%もいる
IE6より多いんじゃないでしょうか。
多くは緑色と赤の区別がつきにくいそうで、この2色だけで差異を表現しないで、
太線とか、フォントとか、別の要素で区別がつくようにした方がよいとのこと。
読みにくいフォントで書かれた指示だと難しそうに見える。
たとえばウェブサイトからの指示が「ぶら下がってるバナナを取れ」だとして、
楷書体みたいな読みにくいフォントとMSゴシックのような慣れたフォントだと、
楷書体で書かれた「バナナをとれ」のほうが「難しそう」と思いやすいらしい。
マルチカラムのが読みやすいのかどうかよくわからん
人間はマルチカラムの方が読みやすいと感じる。
実際には1行が横に長い方が読むのは早く、正確になる。
しかし、ユーザーアンケート結果は常に「マルチカラムの方が読みやすい」となる。
ユーザの気持ちを尊重するならマルチカラムにする方が良い。
この辺りまでは、まあエブケー(Web系)の人なら「ああ、そうなの、なんかで役に立つかも」と思えるけど、ネタ切れなのかわざとなのか、この後だんだんユーザインターフェースと関係なくなっていく。
長いので続きは分割