コマンドラインオプション -a から -z まで

コマンドをつくって、そのオプションを実装するとき、
-a とか -e とか、この機能だとどのアルファベットを
割り当てるのが正当なのか悩むことがある。

あと、このコマンドってこの引数使えるのかなとか、
あたりをつけたいときがある。

こういう情報ってググりにくいし、経験的にしか学べんかなー
とか思ってたら、この本に a から z まで書いてあった。

The Art of UNIX Programming

よく使うものを足したりしてメモ

引数	意味と英単語	例
-a	全て(all),追加(add)	tar
-b	バッファ(buffer), バッチ(batch)	df, flex
-c	実行(command), チェック(check)	python, perl
-d	デバッグ(debug), 削除(delete)
-D	定義(difine)	gcc
-e	実行(execute), 編集(edit)	perl, crontab
-f	ファイル(file), 強制(force)	tar, rm
-h	ヘルプ(help), ヘッダ(header)	vi, ps
-i	初期化(init)	ci
-I	インクルード(include)
-k	保持(keep)	bzip
-l	リスト(list), 詳細(long)	unzip, ls
-m	メッセージ(m)	git
-n	数値(num), 否定(NO)	tail, make
-o	出色(out)	gcc sort
-p	ポート(port)	ssh mysql
-q	静かに(quiet)	make
-r	再帰(recursive), 逆(reverse)	cp, sort ls
-s	沈黙(silent)	grep
-t	タグ(tag)	cvs
-u	ユーザー(user)	crontab ps
-v	おしゃべり(verbosity)	cp
-V	バージョン(version)	python
-w	幅(width), 警告(warn)	od, perl
-x	取り出し(extract)	tar zip
-y	はい(yes)	fsck
-z	圧縮(zip)	tar cvs