クーリエジャポン(2月号)

表紙には今回のテーマ「2011年、世界はこう変わる」とか書いてありましたが気がついたのは読み終わった後でした。僕が買った理由は立ち読みをしていて異様に面白そうなコーナーが視界に入ったからです。


『未来を作る・世界の発明BEST50』


『水を使わない洗濯機』だとか、『成長が早い鮭』とか、『牛脂列車』とかもうなんだか夢があるんだか無いんだか、役に立つんだか無意味なんだか、デタラメなのか着実なのか、もうどっちなんだか。魑魅魍魎の跳梁跋扈が50種類掲載されていて僕は大興奮ですよ。


僕が気になったのは『皮肉識別ロボット』と『個人用ジェットパック』。
『皮肉識別ロボット』は文字通り人間の皮肉表現を感知してくれるロボット。現在Amazonのレビューなどで実験が行われており、7万件近いレビューをスキャンした結果皮肉を見破る確率は80%弱とかなり高確率。鈍感な人間よりもよっぽど人間味あふれて冷笑的です。耳栓ぐらいのサイズにして普段の会話から皮肉を知らせてくれるようにしたらかなりのドラいもんっぷりだと思います。

でもこの場合 藤子といっても、FかAでどっちになるんでしょうね。



「ジェットパック」ってなんだかご存知ですか?知らない人はググってください。空を飛ぶマシーンです。個人用ジェットパックは個人的に空を飛ぶための機械ですよすごくないですか?
『個人用ジェットパック』が興味を引いたのは一点だけでそのお値段。予定価格(市販を目標に開発されていますよ)だと10万ドルということで円高の今ですと1000万円をかなり下回る価格で空も自由に飛べてしまいます。レクサス買うより絶対こっちのほうが楽しいですよ。
多分免許制になるんでしょうけど、低空飛行免許とか、移動距離制限の免許とかをつくって所有する障壁を低くすれば、大量生産大量消費になって、みんなで空を飛べる時代も2112年よりだいぶ前倒しになるんじゃないでしょうか。ARとかいってる場合じゃありません。拡張される前に現実が既にヤバい!




クーリエジャポンは毎月ブックガイドのレベルが桁違いなことになっているので好きです。公式サイトを見てみて、気になった方はどうでしょう。科学と歴史のカテゴリが秀逸です。




以上。Amazonアフィをしてみたかったさかもとでした。